ハナビラタケMH-3の構造と活性
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ハナビラタケ(Sparassis crispa)

【ハナビラタケ(Sparassis crispa)】
ハナビラタケ科のキノコで、日本では北関東から北海道の山奥に夏から秋にかけて、カラマツに発生する。全体の色合いは、淡黄色から白色で、柄は厚さ1ミリ程度で平たく、高さ10〜30センチで幾重にも枝分かれし、ハナビラのように波打っているのが特徴。登山家やキノコ愛好者の間では、シャキシャキして香りも良くて、おいしいキノコとして知られているが、なかなか発見しにくい幻のキノコといわれている。韓国や台湾では発見されずに、中国の西蔵に、し球菌として登録されているが形態が異なり別のキノコと考えられている。類似種のS.brevipesは淡色でより堅く、ナラ・ブナ・モミに発生する。北米のハナビラタケはS.herbstiiである。

マツタケ」と「ハナビラタケ」は「椎茸」や「舞茸」の人工栽培が確立されているにもかかわらずになかなか人工栽培が困難な「キノコ」と言われていた。株式会社ミナヘルスは平成9年10月に手作業による試験人工栽培を開始した。その後「ハナビラタケ」の手作業の試験人工栽培から機械化を試み世界で始めて人工工業生産に成功した。平成10年4月に「ハナビラタケ」の成分を調査して(財)日本食品分析センターの分析試験において「ハナビラタケ」乾燥粉末100g中43.6gのβ―グルカンの含有を世界で始めて発見した。その研究内容は平成10年10月文部科学省直轄の科学技術事業団の「独創的研究成果育成事業」に採択され栽培技術の方法が報告された。

 

【ハナビラタケMH-3】
株式会社ミナヘルスの中島三博が1999年2月に独立法人・ 産業技術総合研究所・ 特許微生物寄託センターに寄託した「微生物の表示:ハナビラタケ(茸)MH-3」(受託番号:FERM P-17221)から人工生産された「ハナビラタケ」の名称である。MH-3株は大腸菌や枯草菌等に対して強い抗菌作用を示し、子実体の形成の際に高濃度の機能性物質であるβ1,3グルカンを含有する。また蛋白質の含有量が少ないのが特徴である。東京薬科大学薬学部・免疫学教室の宿前利朗名誉教授と大野尚仁教授との共同研究はすべてこの「ハナビラタケMH-3」から抽出されたβ-1,3グルカンを使用して研究が行われた。基礎実験の共同研究の内容で特許を取得している。食品では希な成分特許である。(特許第4183326号「ハナビラタケ抽出物」)

近年の新しい生産方法の確立の結果(財)日本食品分析センターの分析試験において「ハナビラタケ」乾燥粉末100g中61.9gのβ―グルカンの含有が確認された。



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※このホームページは、『きのこ健康読本2』『同3』『同4』『βグルカンの魅力-抗腫瘍剤の研究。マイタケからハナビラタケへ』『2002-2003健康・栄養食品事典』 (いづれも東洋医学舎刊)を参考に作られています。

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