ハナビラタケMH-3の構造と活性
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ハナビラタケMH-3用語集

ハナビラタケ 【はなびらたけ】
ハナビラタケ学術名――Sparassi crispa
ハナビラタケ科のキノコで、日本では夏から秋にかけてカラマツやブナなどに発生する。全体の色合いは、淡黄色から白色で、柄は厚さ1ミリ程度で平たく、高さ10〜30センチでいくつもに枝分かれし、ハナビラのように波打っているのが特徴である。登山家や、キノコ愛用者の間では、シャキシャキしておいしいキノコとして知られているが、韓国やや台湾では自生していない。中国でも発見しにくい幻のキノコといわれている。
ハナビラタケMH-3 【はなびらたけえむえいちすりー】
株式会社ミナヘルスが研究栽培した菌で、平成12年通産省工業技術院生命工学技術研究所に届け出た菌の名称である(受託番号:FERM P-17221)。またハナビラタケのβ−グルカンに関する全ての研究発表は、東京薬科大学等の協を得て、この菌から栽培されたハナビラタケより抽出のβ-グルカンを使用している。 1999年に特許出願をして2008年9月12日に「ハナビラタケ抽出物」が特許取得となった。(特許第4183326号)食品としては希な成分特許である。
βグルカン/β(1→3)グルカン 【べーたぐるかん/べーたいちさんぐるかん】
構造によって抗腫瘍効果が異なる多糖体をいい、単にグルカンといっても種類は多くアミロース、グリコーゲン、デキストリン、セルロースなどはその代表である。グルカンは大きくα-グルカンとβ-グルカンに分けられるが、デンプンやデキストリンなどはα-グルカンになる。β-グルカンはさらにβ(1→4)、β(1→6)、β(1→3)などに分れ、それは単糖の結合の仕方によって多糖の構造が違うことを意味している。β(1→4)グルカンというのは、セルロース(紙)のことで、また、自然界の菌類には抗がん作用があまりないβ(1→6)グルカンも多く存在する(アガリクスは、その典型)。抗がん作用があるのはβ(1→3)グルカンであることが、その世界では第一人者である東京薬科大学名誉教授・宿前利郎氏(薬学博士)が20年以上の研究で明らかした。
宿前利郎 【やどまえとしろう】
1934年、東京生まれ。薬学博士。 1961年、東京薬科大学卒業。その後、同大学の大学院・修士 課程・博士課程を経て、1970年、薬学博士の学位取得。1969年、同大学助手に任用された後、1972年、同大学の講師に昇任。1974年から1年間、米国ミシガン州に留学。1976年、東京薬科大学助教授に、1982年に同大学教
授に昇任。2000年3月同大学教授を退官し、名誉教授になる。β-グルカンを20余年にわたって研究してきた、その道の第一人者。著書に「βグルカンの魅力」(東洋医学舎刊)
βグルカンの魅力 【べーたぐるかんのみりょく】
薬学博士宿前利郎・東京薬科大学名誉教授が執筆した、β-グルカンの20年の研究をまとめた専門書。β-グルカンについてわかりやすく解説されている。東洋医学舎刊全国書店で発売中。1,000円+税
東京薬科大学第一微生物学教室 【とうきょうやっかだいがくだいいちびせいぶつがくきょうしつ】
現・免疫学教室。βグルカンを20余年にわたって研究してきた、その道の先導者的大学。宿前利郎名誉教授は、当時この教室で教授として教鞭をとり、多くの卒業生を輩出してきた。現在は、大野尚仁教授がその後を継ぐ。
転移進行癌 【てんいしんこうがん】
大腸癌・肝癌・前立腺癌・乳癌・子宮癌など、肺やその他の臓器に転移している癌疾患。
日本薬学会 【にほんやくがっがい】
「くすり」に関係する技術・研究を発表する権威ある年会で、毎年全国規模で行われている。ハナビラタケMH-3およびβ-グルカンの研究も、この中で多くの発表をしてきた。
日本癌学会 【にほんがんがっかい】
「癌」に関係する技術・研究を発表する学会総会で、毎年全国規模で行われている。第61回総会では、ハナビラタケMH-3抽出のβグルカンと移入免疫療法について、ヨシダクリニック東京との共同発表を行っている。
免疫力 【めんえきりょく】
もともと人間が持っている力で病原菌や毒素が体内に入っても、病気にかかにくいようにする力。最近では、病気にかかりにくい体を作ったり、さらには病気を悪化させないようにするために、この免疫力を高めることがよいとされている。


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※このホームページは、『きのこ健康読本2』『同3』『同4』『βグルカンの魅力-抗腫瘍剤の研究。マイタケからハナビラタケへ』『2002-2003健康・栄養食品事典』 (いづれも東洋医学舎刊)を参考に作られています。

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